私も娘のミルクを作っていた時期がありますが、ウォーターサーバーがあれば、本当に簡単にミルクを作ることができます。
ウォーターサーバーを使ったミルク作りについて、まとめてみましたので、よかったら参考にしてください^^
ウォーターサーバーでミルクを作る方法
ミルクの作り方はすごく簡単です。たったのこれだけです^^
「哺乳瓶の粉ミルクをお湯で溶かしたら、冷水を混ぜて適温にする。」
実際の手順は、こんな感じになります。
1. 哺乳瓶に必要な量の粉ミルクを入れる。
(※フレシャス・スラットを利用しています)
2. お湯(70℃以上)をできあがりの量の2/3くらい入れて、粉ミルクを溶かす。
3. 冷水をできあがりの量まで入れて混ぜる。
4. 適温になれば完成です!
※ミルクを腕の内側に1~2滴おとしてみて、すこし熱く感じる程度(40℃くらい)が適温とのことです。
この作り方なら、お湯と冷水の量を調整するだけで適温のミルクを作ることができますので、哺乳瓶を流水にあてて冷ますようなことはしなくて済みます。
また、ウォーターサーバーがあれば、すぐに熱湯を出せますので、電気ケトルのように、いちいちお湯を沸かす必要もありません。
真夜中に娘がミルクを欲しがって大泣きしている時は、とにかく焦りましたが・・・こんなときも、サッとミルクを作れたので、本当に助かりました。
ほんのちょっとのことかもしれませんが、ウォーターサーバーがあれば、毎日の育児の負担を減らすこともできるんですね^^
この作り方でよく聞く疑問
このミルクの作り方で、よく聞く疑問についてまとめてみました。
個人的な見解になってしまいますが・・・よかったら参考にしてください^^
熱湯をそのまま注いでも大丈夫?ミルクの栄養素が壊れない?
これについては、熱湯をそのまま使っても、全く問題はないようです。
一般的に、粉ミルクの調乳は70℃以上のお湯で、と言われていますが、サーバーのお湯の温度は80℃~90℃に設定されていますので、ちょっと熱すぎる気がしますよね・・・
でも、実際は、90℃のお湯を哺乳瓶に注いだとしても、お湯が哺乳瓶に到達した時点で、温度は70℃~75℃くらいに下がっているそうです。
90℃に設定したポットのお湯を哺乳びんに注いだ場合、哺乳びんに到達した時点で温度がかなり下がっています(およそ70~75℃)から、お手持ちのポットを90℃設定にして調乳なさるとよいでしょう。
仮にお湯が熱かったとしても、熱に弱いビタミンが若干影響を受ける程度なので、ミルクの栄養成分が不足することはないと言われています。
2)粉ミルクの栄養について
70℃以上のお湯を使用しても栄養成分が大きく損失するようなことはありません。加熱に対する影響が大きい栄養成分(ビタミンCなど)については加熱の影響を考慮した製品設計としており、栄養成分が不足することはありません。
ちなみに、「70℃以上のお湯を使用する」という調乳方法は、2007年に、WHO(世界保健機関)と、FAO(国連食糧農業機関)で作成、公表されたガイドラインによるものです。
なぜ、70℃以上なのかというと、粉ミルク中に確認された「エンテロバクター・サカザキ」という細菌が、70℃以上の温度で死滅するからなのだそうです。
※厚生労働省 食品の安全に関するQ&A:「乳児用調製粉乳の安全な調乳、保存及び取扱いに関するガイドラインについて」
この細菌は、とくに乳幼児の髄膜炎や、腸炎の発生に関係しているとされています。感染した乳幼児の20~50%が死亡したという事例もあるそうです。これは怖いですね・・・
この細菌の詳細は、厚生労働省のホームページで確認できますので、気になる方はチェックしてみてください。
※厚生労働省 食品の安全に関するQ&A:「育児用調製粉乳中のEnterobacter sakazakii(エンテロバクター・サカザキ)に関するQ&A」
冷水をそのまま注いで、ミルクの温度調整をしても大丈夫?
これについては、実は、東京都で調査されていて、その報告書には、次のような記載があります。
「粉ミルクの調乳の際には、熱いミルクにウォーターサーバーの冷水を入れるような利用方法は避けるべきと考えられる。」
※東京都生活文化局の発表(平成25年3月):商品テスト「ウォーターサーバーの安全性に関する調査」報告書
一般細菌の影響を懸念しているようですね・・・冷水は避けるべきと言われてしまいました・・・
ただ、正直、私はそれほど気にしていませんでした。なぜかというと、ウォーターサーバーの水自体は、徹底的に衛生管理された環境でボトリングされているため、基本的に、どのメーカーのものも清潔だからです。
もし、サーバーから出した水に一般細菌が混入していたとしたら、おそらく、それは、配管等に付着している一般細菌が原因だと思われます。(上記の東京都の調査結果にも、同様のことが書かれています)
ただ、これについては、最近の機種(※例えばフレシャス)であれば、クリーン機能が搭載されているため、配管や冷水タンクに熱水を循環させて殺菌することができます。
定期的にクリーン機能を作動させれば、本体内部を衛生的に保つことができるんですね。
※コックやその周辺は、自分で掃除をして清潔にしておく必要はあります。
ということで、私はとくに気にせず、ウォーターサーバーの冷水をそのまま使って、娘のミルクの温度調整をしていました。
(やっぱり心配な方は、冷水はそのまま使わずに、ミルク製品に記載された調乳方法に従って、お湯または湯冷ましを使って温度調整をしてくださいね^^)